当院の虫歯治療の取り組み
むし歯治療で心がけていること

当院では、治療で必要な場合は麻酔を行い、出来るだけ痛みのない治療を心がけています。麻酔自体も出来る限り痛くならないように工夫しています。治療では削る量を出来るだけ少なくし、神経も出来るだけ取らないようにしています。
痛みが少ない治療の為の工夫
確実な麻酔をすることで、痛みの少ない治療を心がけています。
また、緊張を和らげて、リラックスした状態で治療を受けてもらえるように配慮しています。
むし歯を放置するリスクについて
出来るだけ侵襲しない小さな治療を行う為には、早めの来院をお勧めします。
むし歯を放置していると、神経を取らなければならなくなる可能性が高くなります。
早い段階であれば、神経をとらない治療を行うことが可能です。
治療後の注意点
なるべく期間をあけないように、1週間若しくは2週間以内に予約をして次回の治療を行うことをお勧めしています。予約日前に痛くなった場合は、予約日を待たずにご連絡の上来院ください。
治療後も定期的な口腔ケアをお勧めしています。定期ケアは3ヶ月から4ヶ月が一般的ですが、その人その人によって状況は変わってきます。
薬品を用いた修復療法
神経をできるだけ残します
神経を抜くことは歯にダメージを与える為、将来的に歯の寿命が短くなりがちです。
薬を使った治療であれば、出来るだけ安全に痛みもない状態で神経を残すことが可能になります。薬を用いることで、神経を取る治療が今までの1/3以下になり、神経を取る必要は格段に少なくなりました。
神経を残した歯の方が格段に長持ちするのです。
少ない治療回数で良い
神経を取る治療の場合は、時間と手間がかかる為治療回数が多くなりますが、神経を取らない場合は、治療回数と時間がかなり少なくなります。患者様の負担も大幅に減らせます。
歯を削る量が格段に少なくなります。
神経を取らない為、削り方が小さくて済み、歯の寿命が長くなります。
根管治療とは
目に見えない治療ですが、歯の寿命を左右する非常に大切な治療になります。当院では、根管治療に関して最大の努力と時間をかけて行っています。
一度死んでしまった歯を、いかに長く使えるようにするかです。それが歯の命を延ばすことになります。
神経を取る、取らないの判断
他院では神経を取ると言う判断でも、出来るだけ当院では取らないように心がけています。
どうしても痛みが酷いときは、取る判断をする場合もあります。
神経を取った場合の治療後の注意点
神経を取ると歯に栄養がいかなくなるので、歯が脆くなります。
その為、その後のメンテナンスが歯の寿命を左右します。歯を少しでも長く持たせるには、定期的なチェックが必要になります。
メタルフリー治療とは
メタルフリーとは、健康と見た目の美しさを両立する治療です。金属アレルギーを引き起こす原因となり得る、金属の材料を使用せず、金属素材をつかわない詰め物や被せ物を利用します。
金属アレルギーの方や、金属の見た目が気になる方におすすめの治療方法です。
金属を使用しないメリット
メタルフリーの金属を使用しない最大のメリットは金属アレルギーを防止できる事です。金属アレルギーとはお口の中や身体に異常な反応をおこす事があります。金属は水分のあるところで金属イオンという小さな物質となって溶け出すことがあり、この金属イオンが身体の免疫と過剰に反応することにより金属アレルギーとなって症状が現れます。
金属を使用するデメリット
・金属アレルギーの原因となる
銀歯などの金属の材料は、金属アレルギーの原因となる場合があります。かゆみ、かぶれなどのアレルギー症状のほか、口内炎、味覚症状などを引き起こすケースもあります。さらに、全身の倦怠感、頭痛、肩こり、などの不定愁訴が起こることもあります。
・金属味が気になる
金属味などの異常な味を感じたりする事があります。
・二次カリエスのリスクが高くなる
金属の方が金属を使わない治療に比べて、虫歯の再発のリスクが高くなるといわれています。
・口元の審美性を悪くする
金属色が目立つため、口元の審美性を悪くしてしまう場合があります。
セレックとは
セレックとは、光学スキャナーを使ったデジタル印象で3D映像から歯の詰め物・被せ物を作製することができるシステムです。通常の型取りを必要としないので患者さんへの負担を軽減しながら、精度の高い詰め物・被せ物を作製することができます。
セレックの特徴
・一日で白い歯が手に入ります(口腔内の状況にもよりますが一日で歯を入れる事も可能です)
従来よりもコンピューター管理により速く製作する事ができ、1日でセラミックを入れることも可能です。
・デジタル印象
レーザーを使って歯の型取りを行います。通常の歯型取りで起こりがちな、嘔吐反射や不快感などをなくす事ができます。
・高品質
精度が高いので正確な詰め物・被せ物の作製が可能です。
・セラミックの詰め物、被せ物は外れにくい
セラミックは接着技術の進歩により金属より外れにくいといわれています。